
U-21日本代表対U-21韓国代表の親善試合の2試合目。先週韓国のホームで1対1のドロー。今日は日本のホームで対戦したが今日も1対1のドロー。
前半は日本も韓国も良いところを出した感はあるけど、後半は正直韓国のペース。カレンが投入された頃くらいから日本も大分ペースを握るようになったけど日本が1点を返せなかったら後半は韓国の一方的なペースになってたかもしれない。
日本は今回のメンバーが名古屋の本田とGKの西川が怪我で欠場していたのを除けば現時点でのベストメンバーらしい。でも正直韓国の方が上だった。個人で言えば、水野を筆頭に何人か韓国よりも上かなと思わせる選手はいたがチーム全体で言えばやっぱり韓国の方が上だと感じた。それも今日の日本のシステムがそう見えるような印象を与えたせいかもしれない。平山の1トップで中盤が5枚。5枚のうち3枚がボランチで苔口と水野のシャドーという形のようだったらしいけど、水野はサイドに張っていたし、苔口もどちらかというとサイドに張っている時間が多かったと思う。結局平山が前線で孤立してしまってサイドで水野や家長がサイドからチャンスを作っても中が平山1人じゃさすがにどうしようもない。前半中頃だったと思うけど、平山が右サイドに流れてボールをもらった時、水野が同サイドを駆け上がってきただけで中に誰も上がってこなかった。あれでは点を取れるわけがない。後半途中からカレンを投入して2トップにしたことで多少改善されたことを見ても今日のシステムは正直良くないと思う。今日のシステムではピッチをワイドに使うことはできてもサイド攻撃一辺倒になってしまう。
あと日本は中盤でボールを回されすぎだし、後半はルーズボールも韓国に取られすぎ。出足で負けているのかボランチを3枚にしたことで逆にバランスを取るのが難しかったのかは分からないが。
韓国の左サイドのスペースが空く傾向が強かったこともあって日本はサイド攻撃が多かったし、チャンスも作っていた。特に韓国の左サイドを攻める水野は良かった。今日の試合は水野のおかげでドローに持ち込んだといってもいいくらいじゃないかな。ファーストタッチのミスもほとんど無く、ドリブルで勝負してもほぼ勝っていたしクロスもいいのを何本も上げていた。アシストも水野だったしね。最後のところで決めきれないのがあと数本あったのであれを1本でも決めていれば。
前半は家長もチャンスを作っていた。けど、クロスがゆるいというかふわりとしたクロスのため決定的なチャンスにはなりにくかった。水野のように速いボールを入れてほしかった。
日本はサイド攻撃が良かったけど、中央からの攻撃がその分皆無といっていいほど見られなかった。これもシステムの影響を受けていると思う。ボランチが3枚なので基本的にこの中の誰かが攻撃時には前に行かなければいけないんだけど、基本はボランチなので最初の位置取りが低いため遅行以外では中央を使った攻撃は厳しい。わざと平山の後ろのスペースを空けて、平山が競ったボールのこぼれを後ろから上がってきて前を向いたままボールをかっさらったりキープして攻撃につなげる意図があったのかもしれないが、平山との距離が遠すぎる気がする。平山もそんなに良くなかった。孤立する時間が多かったので同情するところもあるけどプレーも判断もあいかわらず遅い。
中国戦では正直相手が弱かったので日本の実力はわからなかったけど、今回の韓国との試合で今の日本は安心できるほど強いわけではないのがわかった。それでも五輪の切符はとってもらわないとね。
タグ:U-21日本代表2006


